皆様、こんにちは!
株式会社NINJAです。
今回は『起業・会社設立』準備について書いてきた記事の最終回になります。
これまでの記事をまだご覧頂いていない方は、下記よりお読み頂いてから今回の記事を見て頂く事をオススメ致します!
会社を設立したら、早いうちに『法人口座』を開設しましょう!
融資の着金や、大企業との取引では法人名義の口座を求められるケースも少なくはありません。
しかし、意外と知られていませんが法人口座の開設には審査があります。
実績もなく無対策で申込をすると開設を断られる可能性は高いです。
では、金融機関はどのようなポイントで審査をするのか?
実際にやり取りをして得た要素は大きく以下の3つです。(各要素は当社調べかつ個人の見解です。)
①住所地は固定オフィスか?(バーチャルオフィス・シェアオフィスではないか?)
ネットバンクは間違いないパターンもありますが、バーチャルオフィス等で本店登記している場合は開設を断られる場合があります。
バーチャルオフィスには口座開設実績を売りにしているところもあるくらいです。
②会社案内やコーポレートサイトはあるか?
意外と知らない方が多いのですが、会社案内やコーポレートサイトの有無は大きい判断基準になります。
トップページと会社概要のみのページでも構わないので、コーポレートサイトはぜひ作成しましょう。
弊社では無料でホームページ作成をするサービスも提供しています。
③反社会的勢力または関係者ではないか?
こちらは説明するまでもなく断られます。開設は諦めましょう。
メモ:ネットバンクと普通の金融機関は何が違うの?ネットバンクではダメなの?
結論から言いますと、両方利点があるので両方の口座開設をオススメ致します。
・金融機関(メガバンク)
メリット:大規模な資金調達も受け付けている為、長い目で見ると付き合いを続ける事で幅広く相談が可能。各地に視点がある為、利便性も高い。
デメリット:創業期においては、若干口座開設の難易度が高め。
また、少額融資に対しては消極的な金融機関・支店も存在する。
・金融機関(信用金庫〜信用組合等)
メリット:地域密着の金融機関で、地域の企業を積極的に応援している。
その為、資金調達がしやすく、口座の開設も比較的に容易。親身に相談も乗ってくれる。
デメリット:地域密着型の為、エリア外への移転などは難色を示す傾向がある他、高額融資は難易度が高い。
・ネットバンク
メリット:無店舗型の為、来店の必要がなく口座の開設がしやすい。
店舗型の金融機関では、ネットバンキングサービスは有料のケースが多いがネットバンキングは元々ネットサービスの為、無料で使える。
デメリット:融資のサービスなどは取り扱っていないケースがほとんど。
日本政策金融公庫などはネットバンクへの送金は受け付けていない。
(当社及び、当社クライアントにて経験)
個人的には、メインバンクを金融機関で開設しネットバンクを上手く活用する方法をオススメ致します。